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2010年05月26日

『時空旅物語』28 カトマンズ編 Bundyo Jatra 2

当時、誰かに料理=塩が入ったものを食べさせてもらったら義理が出来て、絶対にお返しをしなければいけない、という文化があった。

カトマンズ盆地では未だにポピュラーなBaji(米を乾燥させたRice Flakeみたいなもの)に、砂糖、ヨーグルト、ゴマを混ぜて食べる『ダウバジ』というメニューがある。百姓は密かにBundyoと仲良くなり、ダウバジに砂糖ではなく塩を入れて食べさせて、義理を作って、カトマンズ盆地に連れて行く作戦を立てる。

そして、ある日チャンスが来て、塩の入ったダウバジをBundyoに食べさせた。まさかダウバジに塩が入っているとは知らずに食べたけど、食べたからには百姓に対して義理ができたBundyo。

百姓はBundyoに、カトマンズ盆地の人々が乾季で飢え死にしそうになっていることを伝え、3人と一緒にカトマンズ盆地に行ってくれるようお願いする。

冒険心が旺盛だったBundyoだが、義理とお母さんの愛に挟まれ、大変困る。でも、塩を食べた以上、お願いを拒否するわけにもいかない。

さんざん迷ったあげく、夜中、そっとカトマンズ盆地まで夜逃げすることが決まった。しかし、鬼のお母さんは毎晩、Bundyoの部屋のドアをふさぐように寝ている。

そこでYenのお坊さんがマントラの力で鬼のお母さんを深い眠りに誘い、Bundyoがそっと夜逃げできるようにした。Bundyoが夜逃げに成功すると、百姓が肩にかついで力いっぱい暗闇を走り続けた。ところが朝方、遠くまで走ったところで気づいたら、Bundyoの顔が真っ赤になっていた。それは夜逃げしたときに、たまたま暗いところに鬼のお母さんの髪の毛が一本落ちていて、こどもがそれを知らずにまたいだから罰が当たったのだった。

それは、お母さんを尊敬するべきだという教え。

とにかくこうして、雨をもたらす観音様・Bundyoが無事カトマンズ盆地に入り、雨季がきた。

カトマンズ盆地の人々は本当に喜び、それから毎年、田植えの前にBundyoを乗せた山車をパタン中ひっぱり、Bundyo Jatraの祭りをすることになったそうだ。

これでもかなり、Short VersionのStoryだったけど、農家の人たちが鳴らす太鼓、何百人もの若者が太い麻紐で山車を引っ張りながらの掛け声、人が窓から祭りをのぞいている姿、踊っている人、歌っている人、……本当に体験してほしいFestivalだよ。

カトマンズ盆地のそれぞれの町には、それぞれの大きな祭りがたくさんある。カトマンズ盆地ピープルは祭りが大好き!!! もうお腹の調子が………!!
posted by bobin at 14:29 | Comment(1) | DIARY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
Posted by 履歴書の書き方 at 2014年06月30日 11:34
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